2026/05/23 12:23


シクロケム社が現在進行形で進めているラクダミルク(キャメルミルク)事業は、同社のコア技術である「シクロデキストリン(CD)」を最大限に活かした、非常に野心的なプロジェクトとなる模様。


2026年5月の最新情報も含め、この事業の全貌をまとめました。



1. 事業の背景と目的


ラクダミルクは、古来より「砂漠の白い黄金」と呼ばれ、ビタミンCや鉄分が豊富で、糖尿病や高血糖値の改善に有用であるという研究結果が出ています。しかし、大きな課題がありました。


  • 課題: 非常に鮮度が落ちやすく、成分が不安定で保存・加工が難しい。

  • シクロケムの解決策: 得意のα-シクロデキストリン(環状オリゴ糖)を用いてラクダミルクを包接し、パウダー化。これにより、成分の効能を維持したまま、品質の安定化を獲得します。



2. モンゴルでの新会社設立(2026年)


シクロケム社は、原材料の確保から製造までを垂直統合するため、大きな一歩を踏み出しています。


  • 新会社設立: 2026年内に、産地であるモンゴルのウランバートルに「コサナモンゴル」を設立予定です。

  • 狙い: 現地で新鮮なラクダミルクを確保し、自社の包接技術を使って高品質な健康食品原料として世界へ供給する体制を整えます。



3. ラクダミルクの主な特徴とメリット


シクロケムが提供するラクダミルク事業には、以下の健康価値が期待されています。


  • 血糖値ケア: インスリンに近い成分が含まれているとされ、糖尿病対策素材として注目されています。

  • 低アレルゲン: 牛乳アレルギーの原因となる「$\beta$-ラクトグロブリン」が含まれていないため、牛乳が飲めない人でも摂取できる可能性があります。

  • 吸収性の向上: シクロデキストリンで包むことで、体への吸収効率を高めています。


4. 今後の展望


ポイント: これまで流通が難しかった「ラクダミルク」を、日本の高度な化学技術(シクロデキストリン)で「扱いやすい高機能素材」に変えたことが、この事業の最大の革新点です。



ラクダミルクが日本で広がっていきそうでワクワクするニュースでした🐫🍼

ちなみに、モンゴルのラクダさんは当社が扱うラクダさんと同じ【フタコブラクダ】のミルクですよ!